2008 年現在、出会いのチャネルは「メル友」以外にも様々なものが存在します。
ケータイと出会い系の時代から現在はますます
出会いの密度が濃くなります。
まずリアルで知り合った人との交流が基本のSNS(ソーシャル・ネットワーキン グ・サービス)や、
男性がお金を払って女性と会話するリアルタイムチャット、Yahooなどが運営している結婚相談系出会いサービス、
そして気に入ったブロガーとのメール交換など、様々なものがあります。
後でSNSの今後やブログの今後、ケータイの今後で深く触れたいと思います。
これらのサービスは、インターネット草創期から原型は存在していたものですが、それぞれの文化が醸成されていき、独自の世界を築いています。
これだけサービスがあれば、「もうメル友なんて流行らないんじゃない?」という声が聞こえてきそうですが、
実は未だに有効なのです。メル友の原則は【一対一であること】【通信の秘密が守られること】この2つです。
この2つの原則を守れるからこそ、メル友はあらゆる出会いの中で最も親密なチャネルなのです。
逆に言えば、この2つの原則を守れない人、つまりメールの内容を無断で転送したり、印刷して不特定多数に見せたりする人は、メル友関係を築けません。
また、SNSや結婚相談系出会いサービスでも、親密度を増すためのツールはメールです。
色々なチャネルがあるからこそ、それを純化させていく手段としての「メル友」は、非常に重要です。